2017-10

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モネの目 - 2016.04.28 Thu

行ってきました!京都市美術館で開催中の『モネ展』

0401.jpg

『睡蓮』、素敵でした!
睡蓮のシリーズは以前にも何度も観ているのに、今観ると、全然違うところが気になるんですね。
今、観てよかったと思いました。

やっぱり、すごい!
モネさんの目を知ると、自分は一体何を見ていたのだろうと思う。



モネさんの目、気になります。
自分が眼科に勤めているからでしょうか。

白内障で悩んだモネさん。眼病で苦しんだ友人のピサロ。
目は誰にとっても大事ですが、色を扱う芸術家にとっては命とも言えるもの。
この時代、手術を受けることがどれほどの決断だっただろう。

glass.jpg

展示されていたモネさんの眼鏡。
白内障の手術によって青が極端に強く見えてしまうことの対策として、ガラスの色を黄色にして、二重視を緩和するために片方を半透明にして使用していたそうです。

知らなかったな。
白内障手術をして、視力がある程度回復したと思っていたけど、手術の影響がそんな風に出ていたこと。
情熱だけでなく、ちゃんと現実的対策もとって作品に向かっていたこと。

絵を観るだけでも十分なんですが、人を知ることで、思い入れはグンと増しますね!


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ルーブル美術館展 - 2015.09.30 Wed

京都市美術館に『ルーブル美術館展』を観に行ってきました。

1番人気は、左端のヨハネス・フェルメールの『天文学者』です。

IMG_7243kyoto.jpg

「天文学者」という知的な職業に知的な風貌。フェルメールの絵の中でも有名な絵のひとつですが、初来日だそうです。

“絵”という感じがしない、不思議な空気感のある作品でした。
研究に没頭している天文学者さんのお仕事の邪魔をしないように、私達が遠巻きにそっと見学しているような、静かな絵。


そして今回私が、いいなあと思ったのは、こちら。

カミーユ・コローの『コローのアトリエ』。

コロー1

こちらも、アトリエという知的空間でのひとときを垣間見ているような作品です。
アトリエに入った女性が、「まあ、なんて素敵な絵でしょう。」と見入っている場面でしょうか。


どちらもとても真面目で、誠実な作品という印象をもちました。
フェルメールも、コローも、そういうものを大切にされている方なのだろうと思いました。

コローの絵は、どの作品も抒情的で美しく、気品や優しさを感じます。


フェルメールのように、子供が14人もいて決して裕福ではない生活の中で、このような丁寧な仕事をされていることに敬服します。本当にいい絵を描きたくて、どうしたらより写実的に美しく描けるか、工夫を重ねていることが伝わってきます。

真面目に誠実に。

どんな状況においても、それができる人は素晴らしいと思います。

天文学者が研究に夢中になっている姿を描いたのは、フェルメールが絵画技法を試行錯誤する自分と重ね、かくありたいと思っていたからでしょうか。

美や知を追求することは、追求するほどに苦しみや悩みも生まれるのではないかと思いますが、追求することをやめて、易きに流れた瞬間にすべてが無になってしまう気がします。

美を仕事にすることは、それほどに大変なことであり、価値あることであり、誰にでもできることではない。その努力は、はかり知れないと思います。




「白鳳」~花ひらく仏教美術~ - 2015.09.09 Wed

今日は、奈良国立博物館で開催されている、「白鳳」~花ひらく仏教美術展~に行ってきました。

「白鳳」とは、「飛鳥時代」とも「奈良時代」とも違い、7世紀半ばから都が平城京に遷った710年までの時期をさす言葉として、美術史学や考古学を中心に用いられてきたそうです。


今回、私が一番印象に残ったのは、こちらの2つです。

hakuho_11.jpg
国宝 阿弥陀三尊像〈伝橘夫人念持仏〉 (奈良 法隆寺)


会場では、仏像と、後ろの背景の衝立と、下の池の3つをバラバラに分けて展示されています。

何に驚いたかというと、写真では見えないのが残念なのですが、下の池の水のデザインが素晴らしいのです!ぜひ実物を見ていただきたいです。
水の流れがとても斬新に表現されていて、“琳派”につながるのでは、と思わせるデザインでした。


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国宝 聖観世音菩薩立像 (奈良 薬師寺)


写真は「聖観世音菩薩立像」ですが、 私が好きなのはこちらではなくて(似ているのですが)、薬師寺のもうひとつの像「月光菩薩立像」です。とくに後ろ姿が美しくて、本当に素晴らしいです。

「背中で語る」と言いますが、がっしりとしていながら、しなやかな曲線の背中を見ていると、すべてを任せて安心できるような、「大丈夫!」という気持ちになるのです。
昔から、こうしてたくさんの人が癒されてきたのだと思いました。

今回、特別な展示で後ろ姿を拝見することができたのですが、普段は背後に光背があって後ろを見ることはできないとのこと。とても貴重な後ろ姿でした。
こちらもぜひ会期中に見ていただきたいです。


奈良国立博物館「白鳳」~花ひらく仏教美術~
会期:7月18日(土)~9月23日(水)

皆さん、奈良に遊びに来てください。奈良公園で鹿さんも待ってます(^o^)/

芸術の秋、いいものをたくさん見に行きたいと思います。
いいものは、見ていて気持ちがいい!


いけばな展 - 2014.10.13 Mon

先日、大阪高島屋で開催されている『日本いけばな芸術展』に行ってきました。

生け花展、好きです。現代の生け花はすごいですね!大作になるほどダイナミックで、個性的!

生け花の決まり事みたいなものはいろいろあると思いますが、すごく自由な発想をされていて、
「自由でいいんだ!あれもこれも、何でもありなんだ!」
という思いを強くして帰ってきました。

1つの作品を作り、それを数日間維持するのは大変だっただろう。

どの花にするか、どの花器を使うか、どう曲げるか、どんな長さにするか、向きはどうするか、何本使うか、会期中、花が弱ってきたらどうするか。

写真も、このくらい気持ちをかけた1枚を撮ってみたいなあ。

名前を知りたくなった花があったので、展覧会の外に並べてあった花の本を見ていたら、気になっていた花がいくつか見つかり、嬉しくなって本購入。

IMG_1803b.jpg

この花が“コルチカム”という名前だと分かりました(*^^*)

ドーム兄弟のガラスの花器みたいで、きれいだな~。


ただいま風邪ひき中で、のどが腫れて、とうとう声が出なくなってしまいました^^;
皆様も、お体に気を付けてくださいね。
いつも見に来てくださって、ありがとうございます!

台風が、無事に通り過ぎますように・・・。


私の好きな絵 - 2014.08.14 Thu

私の好きな絵。グスタフ・クリムトの『接吻』

Klimt.jpg

幸せそう(*^_^*)

足元が崖っぷちですけど、このヒヤヒヤ感もこの絵の魅力。

言葉がなくても伝わるものがあります。

崖が表す意味、衣服の模様の意味、解釈はいろいろあっても、

この女性の幸せに満ちた表情は、どんな解釈よりも雄弁です。


言葉は大事。

でも、言葉がなくても、分かりたい、理解したい。

心の目をいっぱいに開いて。


言ってしまうより、言わないでいる方が難しいときもある。

言わないでいてくれる優しさに、

ありがとうと、心の中で思う。


写真を撮りに行けていなくて、ゆっくりの更新になっていますが、ご訪問くださりありがとうございます(*^^*)

フォトアート展 - 2014.07.26 Sat

近鉄あべのハルカスのアートギャラリーで開催されている『小川勝久フォトアート展』に行ってきました。

小川先生
(近鉄あべのハルカスHPより)


優しい色で、癒される~。


アートギャラリーの方と、
「部屋に飾るとしたら、どれが好きですか?」
「これが好きかな♪」
とお話しているうちに、購入していました(*^^*)


だって、「今なら、1/20ですよ」って言うんだもの・・・。
20枚の内の記念すべき第1号、欲しくなりますよね~。


小川先生にもお会いできました!
作品についてのエピソードをお聞きして、ますますその作品が好きになりました!(^^)!

会期が終わって、家に届くのが楽しみです。
「1/20」なので、会期中はお預けなのです。

「2/20」をどんな人が購入されるのか、作品の前で見ていたいくらい気になります。
購入した作品の下に、「購入済」の赤いシールを貼られるのを初めて経験したのですが、こんなにワクワクするものだとは思いませんでした。

会期は、7月24日(木)~30日(水)までです。

ぜひ癒されに行ってください!
「2/20」を購入していただけたら、なお嬉しいです。
もう売れちゃったかな~。
あべのハルカスに、お急ぎください!


ルドゥーテ 花の美学展 - 2013.09.07 Sat

今日は、仕事帰りに、大阪高島屋にて開催中の『王妃マリー・アントワネット、ナポレオン皇妃ジョゼフィーヌに仕えた宮廷画家ルドゥーテ 花の美学展』を観に行ってきました。


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宮廷画家ルドゥーテは、ナポレオンと離婚して悲しんでいるジョゼフィーヌの心を慰めるために「バラ図譜」を作成し始めたけれど、完成を見ることなくジョゼフィーヌは亡くなってしまったとのこと。

こういうエピソードを聞くと、ジョゼフィーヌが身近な存在に感じます。


「図譜」だけに、デフォルメされず忠実に描かれていて、色もパステル調の抑えた色調で気品ある絵。
花の記録として描いているので、感情や想いを込めて描いた「アート」とは対照的で、さらっとしてる。

ジョゼフィーヌの心の中には、外に出せない悲しみがたくさんあったのだろう。

感情を表現せずに忠実に描くルドゥーテの絵とジョゼフィーヌの心には、共通するものがあったのだと思う。

バラに限らず、花は人の心を癒してくれますね。


日本の心 - 2013.07.17 Wed

昨日は、仕事の前に、大阪梅田で友達とランチ
久しぶりに会ったのに誕生日を覚えててくれて、プレゼントをいただきました!
水色の、紫陽花柄の手ぬぐいと、私の名前を切り絵にした栞。
私が和柄を好きなのちゃんと分かってくれてるのが嬉しい~!
名前を切り絵みたいにしてくれるところがあるのも知らなかったけど、既成のものでなく、お願いして1つだけのものを作ってくれたんだなあと、その心遣いにジーンときます。
ありがとう~!!


友達は仕事に戻り、私は、仕事の時間まであと少し散策。
阪急百貨店のエスカレーターをなんとなく上がっていくと、美術画廊で『小林俊和・南佳織ガラス作品展』の案内が出ていたので、行ってみました。

20130711kobayashiminamifusai02.jpg
小林俊和「清流(翡翠)」 阪急百貨店HPより


めちゃめちゃ綺麗!!
全部ガラスですよ!
まさに清流のような涼しげな作品で、今の季節にぴったりです。

「売約済」の札がかけてありましたが、納得。
これが家にあったら、毎日ずっと見てるだろう。
私の好きなものがギュッと凝縮されてるような作品。

水の青のグラデーションも素敵だし、小魚がなんとも涼しそう。

買った人がうらやましい。
私のでもないのに、「ちゃんと大事にしてね。」と思う。
買うくらいの人だから、当然そうするに決まってる。

他にも、宇宙をテーマにしたものとか、見入ってしまうような作品がたくさんあり、素敵でした。
良いものを見せていただきました!


大阪梅田で働いていると、人の多さやものの多さに疲れてしまうこともあるけど、こうして、普通なら遠方まで行かないと見ることができなかったものが見られたり買えたりするのは、ありがたいことだと思う。

見せてもらえてありがとう・・・だけど、作家の人にとったら買ってあげる人がやはり必要で、でも同じ作品は二度と作れないから、作品を送り出すときは寂しいだろうなとか、いろいろ思いました。

大事にしてね。

「売約済」を見て、作家さんもきっとそう思ってる。

買われちゃったら、もうこの作品には会えないんだなあ。
一期一会の出会い。
初めて会ったのに、別れが寂しい。

心が澄んでいくようなブルー。
いつまでも、見ていたい。


浮世絵 - 2013.05.10 Fri

今日は、「広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展」に行ってきました。

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東洲斎写楽の役者絵や、歌川国芳の妖怪絵など、いろいろありました。
上の女性の絵は、写楽が描いたもの。
喜多川歌麿の描く女性とは全然違いますよね。

先日、ミュシャの絵を観に行ったときに、絵を観ていたおばちゃん2人が、「こんなに綺麗に描いてもろたらええよなあ。」と言っておられましたが、きっと江戸時代でもそんな会話が交わされていたんだろうな。
「どうせやったら、写楽さんより歌麿さんに描いてもらいたいわ」って(笑)
写楽さん、役者さんをかっこよく描かないから、評判が悪くて10ヶ月で消えたそうですもんね。
今はこんなに有名なのに。


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葛飾北斎 『富嶽三十六景 尾州不二見原』

浮世絵をこんなにたくさん観たのは初めてです。
浮世絵のことはよくわかりませんが、私は北斎の絵がシンプルで好きかな~。
ベロ藍と言われる紺青色が、きれいですね。

東海道五十三次は、人の顔が、漫画みたいにすごく簡単に描かれてるのが面白かったです。
でも、全員同じ顔かというと、ちゃんと1人1人表情が違うんですよね。

さらさらっと簡単に描いたように見えるけど、人の表情や動きを本当によく観察して描いてるなあと思いました。

江戸時代の人々の様子が、生き生きと明るく描かれていて、江戸時代って、なんか楽しそうですね
人間が、生きてる!っていう感じがして、活気があっていいな!と思いました。




ミュシャとユトリロ - 2013.05.09 Thu

今日は、堺市立文化館のアルフォンス・ミュシャ館と、大阪高島屋の「ユトリロ展」に行ってきました。

ミュシャの絵が観たくて、チェコに行こうと思って調べていたときに、ミュシャの絵が常設されている場所が
大阪の堺市にあることを知りました。こんなに近くにあったことに驚きです!

そして、行ってさらに驚きました!
素晴らしい作品がこんなにたくさん展示されているとは
こんなにすごいのに、観覧料500円ですよ。
しかも、ものすごく空いてる!(平日だったからかもしれませんが)
ほぼ貸切状態の時間もあり、ミュシャの絵とゆっくり対面できました。

poster-a0911.jpg
アルフォンス・ミュシャ 『夢想』


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アルフォンス・ミュシャ 『黄道十二宮』


どの作品も、デザインが繊細で、柔らかい曲線が本当に美しくて素敵でした
ほとんどの作品が淡い色合いで、私は、すごく好きです

こんなに近くにあるのなら、また行こうと思いました。
常設ってありがたいですね。
画集を購入する金額で本物が5回も観られるなんて、すごいです。

最終的にはいつも同じまとめになってしまってしまうのですが、本物は、違いますね!
画集や絵葉書だけを見て、「こんな絵なんだな」と思われてしまうのは、画家の方にとってはすごく残念なこと
なんじゃないかなと思います。

ミュシャが好きな方は、ぜひ行ってみてください。

堺市立文化館「アルフォンス・ミュシャ館」
https://mucha.sakai-bunshin.com/index.jsp



「ユトリロ展」は、「ユトリロってこんな絵の描き方もするんだなあ」とユトリロの変化を感じることができました。

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ユトリロは、ものすごく心優しい人だったんだろうな~。
お酒にまつわるエピソードが先行してしまうけど、酔ってる人の描く絵じゃない。
純粋すぎるほど純粋な人だったのではないかと感じました。

ミュシャの絵は、デザイン的で、絵画鑑賞という感じで余裕を持って観れるけど、ユトリロの絵は、内面が
溢れ出ていて、観る側も無傷で終わらないような入り込んでくるものを感じ、一切余裕がなかったです。
身につまされるというか・・・。

ミュシャは、あんなに緻密に描きこんでるのに、さらっとしてて重くない。
「きれいな絵だったな~」で、気持ちよく帰れる絵。

絵の力はすごい。

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プロフィール

Atsu  

Author:Atsu  
趣味:旅、写真、美術館めぐり

2005年に屋久島を訪れて自然の美しさに感動。
以来、日本の美しい自然やアートを求めて、時々旅に出ています。

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