2012-06

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銀河鉄道の夜 - 2012.06.27 Wed

6月24日まで奈良県立美術館で開催されていた「藤城清治 影絵展」
光と色のグラデーションが美しくて、本当に感動しました

展示とは別に、フロアで藤城さんの影絵で作った影絵劇が上映されていました。
作品は、宮沢賢治作『銀河鉄道の夜でした。

COBM-5513_05.jpg

私は宮沢賢治がすごく好きな時期があり、賢治が暮らした岩手の花巻を訪ねたことがあります。
岩手に住む友人夫婦にリクエストして、宮沢賢治記念館や、賢治が「イギリス海岸」と呼んでよく行ったという川に連れて行ってもらいました。

「ここがイギリス海岸か~。なんとなくイギリスっぽい洋風な感じ、わかる気がする~」と喜んでいたのは私
だけで、友人夫婦は「イギリスって・・・ここが??」と言いたいのを、私に対する気遣いから言えずにいる
ようでした(笑)。

賢治の『セロ弾きのゴーシュ』も好きなお話の1つです。私もチェロを5年ほど習っていたことがあります。チェロと言えば『セロ弾きのゴーシュ』を思い出すくらい、「セロ」という響きはインパクトがありました。記念館には、賢治が愛用していたスズキ製のチェロが展示されています。


話を「藤城清治 影絵展」に戻します。
美しい影絵劇に、我を忘れるほど真剣に見入っていると、お話の最後に、

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない  賢治」

という言葉が登場しました。

COBM-5513_03.jpg

賢治はどういう気持ちでこの言葉を残したんだろう?この影絵劇の最後にこの言葉を加えたのは、これが一番
伝えたいことだったからなんだろうな、と思ったとき、私はこの言葉の意味を本当に理解できているだろうか?
と思い、もっとじっくり考えてみることにしました。

ふと思い出したことがあります。
神社に参拝し、お賽銭を入れて、私事のとるに足らない願いを神様に願った後、いつも、どこかスッキリしない
感覚がありました。

そして、あるとき、お賽銭を入れて、さて願おうと思ったら、何も浮かんでこなくて、ただ、「世界が平和に
なりますように」ということだけが無意識に心に浮かびました。すると、今までにない、なんとも言えない
すがすがしい気持ちでいっぱいになったのです

その後も、私事のお願いをしたときには神様とは遠い気がし、世界平和を願ったときには、神様が「それなら
力を貸そう。あなた自身が世界平和を心がけなさい。」と背中を押してくれてるような、スーッと心が晴れる
感じがしました。心が一気にclearになったようでした。

今、そのときのことを思い出し、「とにかく自分が幸せになりたい」というのは、そう思っている時点で幸せ
から遠く、そう思い続けてる限り幸せにはなりませんよ。世界とあなたはつながってるんですから、どちらか
だけが幸せということはないんですよ。」ということなのかな、と思いました。


そして、宮沢賢治が言った「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」と同様に、
「個人が幸福にならないうちは世界ぜんたいの幸福はあり得ない」というのも、本当だと思います。

1人1人の「楽しい!」という気持ちが集まって、「みんな幸せ」につながると思います!
「幸せになりたい!」という人がたくさんいる世界より、「幸せ!」と思ってる人がたくさんいる世界の方が、
豊かで居心地良さそうですよね。
皆さん、いつも楽しくいて下さいね!

皆さんが、幸せな毎日を過ごされますように! 


~宮沢賢治ファンの方へ~
宮沢賢治作詞作曲の『星めぐりの歌』のCDを持っています
今、10年ぶりに聴きながら、これを書きました 
ぜひ聴いてみたいという方は、お声をかけてください
ただし、オタク度が高いCDのため、以下の方に限ります。

・宮沢賢治worldが好き
・宮沢賢治worldを体感したい
・イギリス海岸がイギリスに見えなくても、よしとすることができる
・でんしんばしらが軍隊に見えると言われたら、「そういえば見えるかも」と思える
・直接手渡しできる方


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公園にて学んだこと - 2012.06.23 Sat

紫陽花も、そろそろ満開を過ぎてきました。家から15分の公園まで、てくてく散歩していると、
ふわっといい香り
この香りは、くちなしの花です。
花はほとんど咲いていないのに、この香りの存在感!
くちなしって夏の花なんですね~。

公園に着いたら、紫陽花の周りでは、絵画教室の皆様らしき方々が絵を描いておられました
きれいな景色の前で絵を描くって憧れるなあ。こういう光景に遭遇するたびに思います。
今日は天気が良くてよかったですね

カメラを持った人も何人か来られてました。
奥様が一生懸命カメラで撮っている横で、旦那様が「俺も16万のカメラ持ってるのに、全然使ってない
んだよね~。」と独り言のように言っています。
「この紫陽花のところに、バッタがいるよ。これ、撮ったら?」
「ねぇ、バッタがいるよ。撮ったら?」
「ねぇ~、これ撮ってよ。」

こんなに言ってるのに、奥さんも早くバッタ撮ってあげたらいいのに、と思って顔を上げると、
旦那様のニッコリ笑顔の視線の先はこちらに向いていました。

・・・ずっと私に話しかけていたの?!

撮って見せてみると、一応、納得されたご様子で去って行かれました。
バッタの顔はアップで撮るとちょっと怖いので、載せようかと思ったけど、パス

バッタおじさんが去ると、今度は、私の左隣で絵を描いていた絵画教室のおじさんの頭の上に、カラスが
木の枝を落としてきて、「俺を狙い討ちだよ!ねぇ!」と同意を求められました


1人でいても、1人じゃない。一歩外に出ると、楽しい人との出会いがあります。
これは、歩き続けていたら、なかった出会い。立ち止まって、そこでカメラを向けていたから、お互い話を
するんですね。

とくに、自然が本当に好きな人や写真が好きな人は、ひとも好きなのかな、という気がします。
山に行くと、黙って素通りすることはほとんどなく、「もうすぐ着きますよ」「頑張ってください」「どこから
来たんですか?」「ここにこんな花が咲いていますよ」などと、何かしらの温かい声をかけていただきます。
自然のあるところに、温かい心の人あり

「声をかける」ということは、その人の存在を認めることだと思います。
人の優しさに感謝です!
私も、自分から声をかけられる人間になりたいな、と思いました。


ギリシャ神話 - 2012.06.21 Thu

突然ですが、ギリシャ神話は好きですか?

西洋絵画や彫刻には、ギリシャ神話を題材にした作品がとても多いですよね。
先入観や知識を敢えて持たずに純粋に作品を楽しむのも鑑賞の1つ。
物語の背景を少し知って、「あの場面の絵だから、こんな表情に描いてるんだな」と思うのも楽しみ方の1つ。
どちらもありだと思います。

10年前にギリシャに旅行に行きました。
遺跡が好きなので、パルテノン神殿などの遺跡が見たかったのと、ギリシャ神話の国に興味があったからです。
実際に行ってみると、ギリシャはギリシャ神話で出来ているような国で、あらゆるところにギリシャ神話が
息づいていました。
ギリシャ神話は、たんなる空想話ではなく、こんなにも人々に信仰されていて、今でもこうして生き続けて
いるんだなあと感動しました。

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ギリシャ彫刻はとても美しくて、その美的センスに古さは全く感じられず、かつて世界が「理想の美」として
崇拝し、「ギリシャ風」なものをこぞって創ったのがとてもよく理解できます。

こんな美しい人がいたら会ってみたい!と思うような彫刻や、こんなオシャレな施設があったら入ってみたい!
と思うような建造物の数々・・・。今でもそう思える「造形の美」がギリシャにはあります。


ギリシャ神話の魅力は、「神を“神らしく”ではなく“人間っぽく”描くところ」だとよく言われます。
下の写真は、、「沈思のアテナ」というタイトルの奉納浮彫です。

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「沈思のアテナ」 前450年頃 アテネ、アクロポリス美術館


女神アテナのこの表情・・・アテナは今、どのような状況だと思いますか?

女神アテナは、戦争、知恵、学芸、工芸、冶金、医術などをつかさどる神です。
何かを考えているようにも、悲しんでいるようにも見えます。

神でも、こうして悩むんだなあ。悩ませているのは私達人間?それとも神同士の争い?
平和を願いながらも争いの絶えない世を憂いておられるのでは?
戦いに負けて、がっくりしてるのかも?
いろいろ想像できます。

ギリシャの人々は、神に、絶対的なカリスマではなく、人間と一緒に悩んでくれるような身近な存在で
いてほしかったのですね

ギリシャ神話の中には、花にまつわる話もいろいろあります。
愛と美の女神アフロディテに愛された美少年アドニスが、狩猟中に、アフロディテの恋人のアレスが送った猪の
牙に突かれて死んでしまいます。そのときアドニスの傷口から流れた血から赤いアネモネの花が咲き、
アフロディテの流した涙からは薔薇が生じたと言われています。

そういう風に花を見ることができるなんて、感性が豊かですよね。
もしかすると、その花も、木も、虫も、姿を変えた何かだったり、誰かだったりするかもしれませんよ


虹色の空間 - 2012.06.17 Sun

紫陽花、もうたくさん咲いていますね。

1つ1つの小さな花も、小さな花が集まってひとかたまりになった紫陽花も、それがもっと集まった、
いろんな色の紫陽花が創り出す、その場所一帯の虹色の空間も、みんな好き

雨をしっとりと受けて、長く咲いてね。

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旅先で出会った優しい人(戸隠にて) - 2012.06.14 Thu

前回、12月に行った軽井沢のお話をしました。
今日は、その翌日のお話です。

軽井沢から長野駅まで移動し、「東山魁夷館」に行きました。

絵を鑑賞した後、戸隠に向かいます。バスは、山の中をぐんぐん上がって行きます。
バスの車窓から見た風景は、今見てきた東山魁夷さんの絵を思わせるような静かな美しさでした。

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(「東山魁夷館」HPより)


今日は戸隠の宿坊で1泊します。
宿泊者は私1人でしたが、宿坊のご主人は、「新そばをいっぱい打ちましたので、たくさんおかわりして食べてください!」と言って、いろいろお話を聴かせてくださいました。
「おかわりしますよね?」と聞かれたこのときほど、ご期待に添えない自分の少食っぷりを悔しく思ったことは
ありません

翌日、戸隠神社に参拝に出かけて来ますと宿を出ようとすると、宿の奥様に「歩くのでしたら、これを持って
行った方がいいです」と渡されたのは大きな鈴・・・。

「・・・出るってことですか?クマ・・・」
「皆さん、持って行って良かったとおっしゃいますね

そういう所なのね、と少し気を引き締めながら鈴を受け取って、宿坊近くのバス停で待っていると、
目の前に乗用車が止まりました。

「今から私達も神社に行くんですけど、良かったら乗りませんか?」

見ると、とても優しそうなご夫婦です!
宿から5メートルくらいの距離で、朝一番からこんな親切な方と出会えるとは!
ご好意に甘えて車に乗せていただき、その後、半日ずっと一緒に楽しく過ごさせていただきました。

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道中、たくさんお話をしました。現在東京にお住まいというご夫婦ですが、
「今回、長野に行こうと思ったのは、東山魁夷さんの絵を観たかったからです。」と旦那さま


!!!やっぱり!!!類は友を呼ぶというか、同じ感性の人と出会うことになっているのよね!!
私は、すっかり嬉しくなりました

「私もです!!昨日行って来ました!」
「そうですか!良かったですか?!」
「とても素晴らしかったです!

と、2人で興奮した会話を続け、
「今から観に行くのが楽しみだなあ」と旦那さまは本当に東山魁夷さんの絵との対面を楽しみにしておられました。

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(「東山魁夷館」HPより)

戸隠神社参拝の後、「鏡池っていうのがきれいだそうなので、行ってみようかと思っていて・・・。」と言う
と、「行きましょう!」と車で連れて行ってくださり、「この近くに美味しいお蕎麦屋さんがあるって軽井沢の
ペンションの人が言ってました。」と言うと、「じゃあ、一緒にお昼でも」と言って、美味しいお蕎麦と
蕎麦チーズケーキと日本酒までご馳走してくださいました。(下の写真は、ちょっと曇っていますが鏡池です)

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そして、宿まで送っていただいて荷物を受け取った後、最後は長野駅まで送ってくださったのです


こんなに親切にしていただいていいのでしょうか?というくらい、あらん限りの親切を力いっぱい頂戴して
しまいました
戸隠神社の神様の化身だったんじゃないかと思うくらい、ありえないほど親切なご夫婦でした。


ただ受け取るだけで何も与えられることができず、何か私にできることはないか、長野駅に送っていただいてる
途中で考えていたら、思い出したことがありました。

「あの・・・今思い出したんですけど・・・東山魁夷さんの美術館、水曜休館って書いてあったと思います・・・」
今日がその水曜日でした。
「・・・それは、ショックですね・・・

こんなに親切にしていただいた方に、私が最後に伝えたのがこんなショッキングな事実になるとは(泣)。

完全にテンションが下がってしまったことが隠し切れない旦那さまに、奥様がおっしゃった言葉は、
「また来たらいいじゃない

やっぱり、素晴らしいご夫婦です


もし、何かのご縁でこのブログを見てくださる機会があったら、本当にありがとうございましたともう一度
お伝えしたいです
そして、きっとまたどこかでお会いできると思っています。


旅っていいなあ。またどこかに出かけよう。
帰ったら、私も人に優しくしよう。旅に出るといつもそう思います。


その場所の空気感 - 2012.06.12 Tue

昨年の12月、長野に行ってきました。
軽井沢にある「軽井沢千住博美術館」と、長野駅近くの「東山魁夷館」にどうしても行きたいと思ったからです。

千住博さんの代表作の「ウォーターフォール」は、以前から観てみたいと思っていましたが、私が千住博さんに
とくに興味を持ったのは、千住さんの『ルノワールは無邪気に微笑む』という本との出会いでした。

まず、本のタイトルに強く惹かれました。ルノワールが無邪気に微笑んでるなんて、想像しただけで
ワクワクします
「なんてネーミングセンスのいい人なんだろう」と思いました。
それから、千住さんの書かれる言葉がとても美しく、心地良く響き、読んでいて「なんて気持ちのいい言葉の
使い方をされる方なんだろう」と思いました。
内容ももちろん素晴らしく、絵に対する情熱がこれもまた気持ちいいほど伝わってきました。


千住さんの作品を観られるところはないか調べたところ、なんと、2011年10月に「軽井沢千住博美術館」が
オープンすると分かりました。なんというタイミング!出来たばかりの千住さんの美術館に行けるなんて!
心が躍りました。

千住博美術館
(写真は「軽井沢千住博美術館」HPより)


オフシーズンの軽井沢は、人がとても少なく、美術館のいくつかは冬季休館に入っていました。

美術館に入り、人の少ないゆったりとした館内を歩いているとき、本物の作品を見られたことはもちろんのこと、
その場所の空気感にものすごく感動しました。

「私は、千住さんの絵を観るために軽井沢まで来たんだ!ここが千住さんの作品の家なんだ!」と思うと、
とても贅沢な時間を過ごしていると感じました。

「軽井沢千住博美術館」は、一般的な美術館とは全く違って、仕切りのない開放的な美術館は、まるで散歩
しているように、自由にぐるぐると好きなように回れるのです。

作品そのものだけでなく、作品を飾るために建てられた美術館の周りの木々や、カフェ、ショップも、千住さんの
世界として私の記憶に残っています。
クリスマスイルミネーションで、教会の周りが光に包まれている光景までも、千住さんの作品を観ると
よみがえります。


今、「ルーブル展」など、日本にいても世界中の絵画を観ることができ、本物の魅力を感じることができます。
でも、こういう感覚は感じたことがありませんでした。
展覧会の会場は、作品にとって「家」ではなく、「仮住まい」の場所だからだと思いました。

その場所のもつ空気感は、わざわざそこにいかないと感じられない、と思いました。

人でも、作品でも、すべてのものに、それぞれのぴったりとくる居場所がある、と思います。
そのぴったりの居場所にいられたら、とても幸せだと思います。
千住さんの作品たちは、太陽の光がいっぱい入る美術館の中で、いきいきとしていました。
あなたたちの居場所はそこなんだよね。どこにも行かなくていいよ。


展覧会で、好きな画家さんが見つかったら、その方の個人美術館やゆかりの地を訪れてみてはいかがでしょうか?

思い出してみると、私は、昔から「ゆかりの地」を訪ねることが好きだったようで、太宰治ゆかりの津軽、
宮沢賢治ゆかりの花巻などを訪れては、彼らの世界観に浸っていました。
こういうのを、オタクと言うのでしょうか?(笑)

私の旅は、「短時間で多くのものを見る旅」から「その場所の空気感を感じる旅」にシフトしてきています。
これからますますスローな旅になっていく気がしています
よろしければ、また私のスローな旅話にお付き合いください。


紫陽花が咲きました。 - 2012.06.09 Sat

梅雨に入りましたね

紫陽花が咲くのが待ち遠しいなあ・・・と思いながら庭を歩いていたら、
なんと、もう咲き始めていました!
紫陽花の色合い、大好きです

昨年、奈良の矢田寺に紫陽花を見に行ったのですが、紫陽花にはたくさん種類があって、
いろんな色や形の花があるということを知りました。
鮮やかで華やかだったり、淡くてソフトな色合いだったり。
人と同じだなあ。

ちなみに私は、咲き始めの色が薄くて柔らかな「ベビー紫陽花(私が勝手に命名してます)」が
好きです(写真は2010年に撮ったものです)。

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今年はどんな紫陽花に出会えるでしょうか。楽しみです!

富山に行ってきました - 2012.06.07 Thu

6月1日~3日まで2泊3日で富山に行ってきました

レトロな雰囲気の富山地方鉄道富山駅。1時間で立山駅に到着します。

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立山駅からバスで称名滝へ。
落差日本一というだけあって、圧巻の長さと水量でした。
今の時期だけ現れるハンノキ滝も一緒に見ることができました。

立山駅に戻って、ケーブルで美女平へ行き、バスで弥陀ヶ原へ。
到着したら、そこは雪国でした

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思いのほか雪深いことに驚きながら、現地の方に聞いてみる。
「立山カルデラを見に行きたいのですが、行けますか?」
「行けますよ、まっすぐ雪の上を歩いて行けば。」
「まっすぐって、道がないんですけど。」
「足跡がついてますから
「・・・そうですね」

弥陀ヶ原ホテルで、富山名物のしろえびとほたるいかがのった雲海丼を食べて出発です!
雪に足をとられながら、ひたすら雪の中を歩きます。


道、終了・・・。
目の前にあるのは、そびえる山。これが立山カルデラか・・・。確かに山肌がゴツゴツしています。

雪の中を戻り、先ほどの弥陀原ホテルで、湧水を使用した「水出しコーヒー」を
いただきました。立山の水はとても美味しい!

バスに乗り、室堂に向かいます
今日宿泊するのは「ホテル立山」。
荷物をおいて、早速、室堂散策にGO! 6月は雷鳥遭遇率100%とのこと。ぜひとも遭遇したい!

室堂は、弥陀ヶ原よりさらに雪深く、山は真っ白で、6月の日本とは思えない光景。
みくりが池に写り込む山の景色を写真に撮りたいと思っていたのですが、

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ご覧のとおり、池は雪に覆われていました。
そのとき、「後ろにいますよ」の声が。

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<雷鳥のメスです!さすが遭遇率100%、早速出会えるとは!
そして・・・

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オスも登場!
雷鳥は全部で300羽しかいないそう。

「ホテル立山」は、標高2450m、日本最高所、星空に一番近いホテル。
夕食後、スターウォッチング講習を受け、さあ、星を見に行こう!・・・となるはずでしたが、
雲で星が全く見えないとのこと。代わりに、講師の先生の撮った自信作の星空写真をスライドで
見せてもらいました。

美しい写真に「おー!っ」とリアクションよく歓声を上げていたら、先生の写真披露は終わり知らず。
まずい・・・明朝はご来光を見に行くから3時50分にモーニングコールがかかってくるんだよ
意を決して退出を申し出ると、講習終了。先生ごめんね。22時消灯。

結局ほとんど眠れないまま3時45分に起床。しかし鳴らないモーニングコール。
確認すると、雲が多いのでご来光ツアーは中止しますと
こんなことになるなら、昨日、星空の講師の先生の写真をもっと見ればよかったよ。

完全に目覚めてしまっていた私達は、ホテル周辺でセルフでご来光を見ることにしました。

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本当はもっときれいに見えるのかもしれないけど、十分きれいでした。

朝食を食べた後、雪の中を歩いて、昨日バス停で出会った、ガイドをしているというおじさんオススメの
「みくりが池温泉」へ。
地獄谷の硫黄の香りが、温泉らしくてとても良かった。おじさんありがとう!

今日も雷鳥のオス、メスともに出会い、オス同士の喧嘩も見て、雷鳥ウォッチング満喫。
雷鳥は近くに寄っても全然逃げないので、至近距離で見れました。

バスで美女平まで戻り、ブナ林を散策した後、帰路につきました。

富山は、とても美しいところでした。
水がきれいなところは、食べ物も美味しいし、本当におすすめです。
6月なのにこの残雪量には驚きました!

7月になったら、弥陀ヶ原には高原植物が咲き、山は緑色になります。
その季節にも、ぜひ行ってみたいと思います。

少しですが、ホームページに富山の写真を追加しました。ご覧いただけると嬉しいです
Feel Nature

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プロフィール

Atsu  

Author:Atsu  
趣味:旅、写真、美術館めぐり

2005年に屋久島を訪れて自然の美しさに感動。
以来、日本の美しい自然やアートを求めて、時々旅に出ています。

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